◆ 2022/03/01(火)
テレビ大阪の土曜深夜「真夜中ドラマ」枠はいいなぁ。「面白南極料理人」「まどろみバーメイド」「ハイポジ」「名建築で昼食を」「京浜沿線物語」「ホメられたい僕の妄想ご飯」他。どれもちょっと王道を逸らしながらちょうどいい塩梅の尖り方をしていて、深夜にならではのノリでありながらもB級感に落とし込まないこだわり。
ゴールデンではまだ主演は張れない、でも気になってる俳優陣。それが存分に楽しめる主演キャスト。そしてその脇を固める安心安定のいぶし銀キャストや、ネクストブレイクの起用。ドラマ好きとしてはこの枠の塩梅はとてもワクワクする。
今回は令和に大人になった赤胴鈴之助が社会人になったら?ゴリゴリのくだらないコメディ「まったり赤胴鈴之助」。いやぁゆるい、くだらない。武内つなよし氏の原作「赤胴鈴之助」の続編・・として作られいるらしいが「どこが続編じゃーーい!」声を大にして言いたくなるような作品。でもこれは大いに褒め言葉(笑)。
そんなドゆるゆるのコメディドラマの主題歌がやたらかっこいい「RED」
尾上松也「RED」
あの歌舞伎俳優の尾上松也が90年代のバンドサウンドを彷彿とさせるロックシンガーとしてデビュー。ドラマのテイストとのギャップがびっくりなカッコよさ。音楽番組で歌声を披露していたので、歌の上手さは知っていたけれどマジで声がいい。この楽曲といい、この歌い方、編曲や歌詞。THE YELLOW MONKEYの雰囲気がすごい。つまりイエモン大好きな私にとってはものすごい大好物!!!尾上さん、ぜったい吉井和哉リスペクトしてるやろ!!と、いいたい。
で、今回楽曲制作をしているのが「youth case」。百瀬悠介・加古祐介からなる楽曲歳作ユニット。有名どころでは嵐の「Love so sweet」「One Love」他、嵐への楽曲提供の功績は大きい存在。
乃木坂46の4期生楽曲の神曲。SMAP感がたまらないと一時期は表題曲あの白石麻衣の卒業楽曲「しあわせの保護色」よりMVの再生回数が伸びてしまった「I see…」。その後も「Out of the blue」も大好評で、表題曲「君に叱られた」にも抜擢。乃木坂ファンの「youth case」への信頼度がバクあがり中なのである。
そして編曲の城戸鉱志。元BLANKEY JET CITYの浅井健一が結成したJUDEのドラマーであり、フィジファブや、吉井和哉などのサポートもこなす。現在は楽曲制作陣として多くのアーティストを支える存在になっている。
ここで繋がったイエモン。ビビッとくる音楽というのはいつもどこか巡り巡って過去の音楽遍歴とシンクロしてくるんだよなぁ。こういう瞬間って音楽好きとして最高なんです。
ちなみにこのドラマのED曲「がんばれ!赤胴鈴之助」はみんなが知ってるテレビアニメ版の主題歌のカヴァー。編曲は佐々木博史。この人も嵐の数多くの楽曲に携わっていて、乃木坂46の「I see…」のSMAP感の神編曲を行ったかなりのやり手です。このED曲もまた素晴らしいです。
aimi「がんばれ!赤胴鈴之助」
ひなた
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